支援の在り方(職場生活支援)

今年度の事業目標の中に、ご利用者の「自立に繋がる活動改善」があります。

言い換えれば、ご利用者が職場生活で「ご自身がきちんと出来ること」を増やして頂き、支援員の介入度合軽減や介入内容のレベルをアップし、より良くしたい考え方です。

簡単に言えば、生活支援がいらなくなる職場生活・・・

(支援員の仕事が無くなっちゃいますね!いえいえその分、環境整備の5Sや次なる目標、さらには工賃向上に繋げたいわけです!)

いつも4月に職場生活訓練を行っていますが、今年度は訓練しただけでは済みません!訓練効果の確認や支援員の伝え方の工夫にも重点をおいています。

以下、今回の企画担当(職場生活面)の生活支援員(三浦有)の意見です!

インタビュー形式です。

(『Q:ブログ投稿係』、「A:生活支援員」)

Q1 『訓練の目的は?』

A1 「みすずを利用するにあたり職場でやるべきことを行い、流れの再確認をし社会人としてのマナーを身につけて頂く。」

Q2 『1回目(4月)の実施内容は?』

A2  「出勤してから朝礼に参加するまでの流れ、手洗いうがい、社会人としてのマナー(言動、行動)、掃除の仕方、終礼時班での整列。」

Q3 『2回目(今回)の実施内容は?』

A3 「前回を振り返り、ポイントを伝える。 出勤してから朝礼に参加するまでの流れの再確認、手洗いうがいの再確認、社会人としてのマナー(言動、行動)再確認、マスクの着用重要性の説明、終礼時班整列再確認。」

Q4 『ご利用者が改善(自立)されていたことは?』

A4 「前回の流れを覚えていてご自身で出来ている方が増えていた。」

Q5 『まだまだ自立に向けて支援したいことは?』

A5 「出勤時の消毒や、支度(水筒、コップ)の準備、お弁当の札つけ、手洗いうがい。」

Q6 『どう支援して改善に繋げたい?』

A6 「声かけ、ご本人が分かる伝え方。」

Q7 『最後に、次の訓練支援の目標としてはどうしていきたい?』

A7 「支援が必要な方に声をかけ参加して頂き、前回よりも出来る事を増やして頂きたい。」

さて・・・全体的な訓練支援が済んだようですね!

ご利用者ひとりひとりの様子を確認させて頂きながら、個別の支援に進みたいですね!声かけしなくてもそれぞれが出来る様に…

そう、まさにこれからが生活支援の見せどころですね!日々の活動の中でのその場での支援!作業に向き合い、持ち場を離れないことも社会人としての職場生活支援!

毎日が実践支援ですね!

そして、新体制のみすず4年目、そろそろ作業活動がメインの事業所として、ご利用者に働く場、稼ぐ場の提供中心でいきましょう!